ボタン位置のリバーで遅延コンティニュエーションベット(レインボーボード)
BTN River Delayed C-Bet Rainbow
ボタンプレイヤーはフロップでベットせず、代わりにリバーで最初のコンティニュエーションベットをしました。ボードはレインボー(全て異なるスートでフラッシュドローは不可能)です。
戦略背景
この用語は特定のポストフロッププレイを指します:ボタン(BTN)がプリフロップレイザーとしてフロップでチェック(コンティニュエーションベットせず)し、リバーで初めてベットする状況です。ボードはレインボーフロップでなければなりません。つまり、フロップの3枚のカードがすべて異なるスートであり、ターンとリバーでフラッシュドローの可能性が生まれないこと(通常、ターンとリバーのスートがフロップと異なるか、一致してもフラッシュが完成しない)が条件です。
実行の動機
- バリューベット:フロップをヒットしなかったもののリバーでハンドが完成した場合に、遅延コンティニュエーションベットがよく使われます。例えば、フロップがQ♠7♦2♣(レインボーボード)で、ボタンがK♠K♣を持っている場合。フロップでチェックしてポットを小さく保ち、リバーがブランク(例:3♥)なら、相手の弱いペアやドローからバリューを引き出すことができます。
- ブラフ:レインボーボードはフラッシュドローがないため、相手のコーリングレンジは完成ハンドに偏ります。ボタンがフロップでチェックし、リバーでストレートドローが完成した場合(例:78Tツーギャップボード)、ブラフでナッツを代表できます。
- レンジ保護:レインボーボードでは、相手がフロップでチェックレイズする可能性が低くなります。そのため、cベットを遅らせることでフロップでのチェックレイズを回避しつつ、ボタンのレンジ内の弱い完成ハンドを保護できます。
ボードの影響
レインボーボードではフロップ以降にフラッシュドローの可能性がないため、相手のレンジにフラッシュドローの組み合わせは含まれません。これにより、遅延cベットを用いたバリューベットやブラフはよりリニアになります。相手のコーリングレンジは主にトップペア、ミドルペア、ストレートドローで構成されます。ボタンのベットは、このレンジに対してリニアにポラライズされるべきです。
典型的な例
ボタンがプリフロップでレイズし、ビッグブラインドがコールしたとします。フロップはJ♠8♣3♦(レインボー)。ボタンはチェック。ターンは5♥(依然フラッシュの可能性なし)。ボタンは再びチェック。リバーは9♦(ストレートが完成し、例:QTがストレートになる)。ボタンはポットの約75%をベットし、QTや97のようなストレートを代表します。
考慮点
レインボーボードでの遅延コンティニュエーションベットは、ノンレインボーボードよりも使用頻度が低い傾向があります。ノンレインボーボードではフラッシュドローにより多くの保護が必要だからです。実際のプレイでは、相手の傾向やレンジバランスと組み合わせて使用しましょう。