COからのフロート
Float from CO
用語: COからのフロート カットオフポジションで、プレイヤーがフロップで相手のベットにコールし、ターンで相手が弱さを見せた時にベットしてポットを奪う意図を持つこと。
概要
フロート・フロム・CO(カットオフからのフロート)は、ポジション優位性を活用したポストフロップ戦略です。フロップでマージナルハンドやエアハンドを保持している場合、フォールドやレイズではなくフロップベットにコールし、ターンで相手のアクションに応じて積極的に仕掛けることを目的とします。
原則と条件
- ポジション優位性:カットオフはフロップ後、最後から2番目のポジション(ボタンに次ぐ)です。コール後は以降のストリートで最後に行動できるため、相手の判断を見てから対応できます。
- 相手の弱さのシグナル:フロップベッターがターンでチェックした場合、通常は弱いハンドやポット放棄の意図を示しており、カットオフプレイヤーはベットでポットを奪う機会を得ます。
- ボードテクスチャ:フロートは、比較的ドライなボード(例:ストレートやフラッシュドローがない)や、相手のレンジに不利なボードで最も効果的です。
実装手順
- フロップをピール:相手がベットした後、特定のレンジのハンド(例:バックドアドロー、オーバーカード、ミドルペア)でコールします。通常はインプライドオッズや後のストリートでのプレイアビリティが必要です。
- ターンの評価:相手がチェックした場合、放棄の意図が高いと判断。相手が再ベットした場合は、ボードや相手の傾向に応じてフォールドまたはブラフレイズを検討します。
- ベットでポットを奪う:相手がチェックした後、ポットの50%~75%をベットし、相手にフォールドを強います。
注意点
- 相手の傾向:フロートは、複数ストリートでベットを続けるアグレッシブな相手には効果が低く、フロップCベット後に放棄しやすいパッシブやタイトアグレッシブな相手に有効です。
- 頻度管理:フロートを多用すると、相手がターンでのチェックレイズやCベット頻度の増加などで対応してくる可能性があります。
- ボードの変化:ターンで明らかなドロー(例:ストレートやフラッシュ)が完成した場合、相手が強ハンドをヒットしている可能性があるため、ブラフは中止すべきです。
例
フロップ:K♠ 7♦ 2♣(ドライボード)。COがA♠ 5♠を保持。ボタン(プリフロップレイザー)が2/3ポットをベット。COがコール。ターン:4♦。ボタンがチェック。COがポットの75%をベットし、ボタンはフォールド。この例では、COがフロートを利用してポットを奪取しています。