ポーカー用語

リニアレンジとは?

編集:dezhoupuke.org

リニアレンジとは、強いハンドから弱いハンドまで隙間なく含むレンジのこと。ブラフとバリューの二極化したレンジとは異なり、ミドルハンドも含むため、OOPやショートスタック時に有効。

リニアレンジとは?

リニアレンジとは、すべてのハンドがその下のハンドよりも強く、隙間(ギャップ)がないレンジのことです。これは、強いハンドと弱いハンドだけで構成され、中間のハンドを含まないポラライズドレンジとは対照的です。

リニアレンジが活きる場面

プリフロップの3ベット

SBからBTNのオープンに対して3ベットする場合、あなたはOOP(アウト・オブ・ポジション)です。バリューハンドと強いセミブラフで構成されたリニアレンジは、多くのフロップで継続してベットできるため有効です。例えば、リニアな3ベットレンジには、AA、KK、QQ、AK、AQs、そして場合によってはJJやAQoが含まれます。弱いスーテッドエースや低いスーテッドコネクターは含まれません。これらはポラライズドレンジに含まれるでしょう。

BBのディフェンス

レイズに対してコールする場合、リニアなコーリングレンジには、利益が出るすべてのハンドが強い順に隙間なく含まれます。例えば、AToでコールするなら、A9oも利益が出るならコールし、AToをコールしながらA9oをフォールドすることはありません。これはマージドレンジとも呼ばれ、リニアレンジの一種です。

ポストフロップのベット

フロップで、リニアなベッティングレンジには、メイドハンドと強いドローがすべて含まれますが、弱いハンドやピュアブラフは含まれません。これは、ドライボードでレンジ全体をバリューとプロテクションのためにベットする場合によく見られます。

リニアレンジの使い方

リニアとポラライズの使い分け

OOPでアグレッションに直面しそうな場合や、相手がエクイティのある弱いハンドで多くコールしてくる場合には、リニアレンジを使いましょう。例えば、OOPの3ベットポットでは、リニアレンジを使うことで多くのフロップでベットし、相手のキャップされたレンジに圧力をかけることができます。

サイズと頻度

リニアレンジは、バリューとプロテクションのためにベットするため、通常は大きめのサイズを使います。例えば、3ベットはオープンの3倍が一般的です。ポストフロップでは、ドライボードでリニアレンジを使う場合、ポットの1/3から3/4程度の継続ベットが典型的です。

表:プリフロップ3ベットレンジの比較

ハンドカテゴリーリニアレンジポラライズドレンジ
プレミアムハンドAA, KK, QQ, AKAA, KK, QQ, AK
強いセミブラフAQs, JJ, AQoA5s, 76s, KQs
弱いハンドなしなし
ギャップなし強いハンドと弱いハンドの間にギャップあり

表:ポストフロップベッティングレンジの比較

ボードテクスチャリニアレンジポラライズドレンジ
ドライ(例:K72r)メイドハンドと強いドローをすべてベット強いハンドと弱いブラフをベットし、ミドルハンドはチェック
ウェット(例:9s8s7c)メイドハンドと強いドローをベットし、弱いハンドはチェック強いハンドと弱いドローをベットし、ミドルハンドはチェック

リニアレンジを使うべきでない場面

IP(イン・ポジション)で相手がアグレッションに対してフォールドしそうな場合は、リニアレンジを使うべきではありません。その場合は、ブラフを多く含むポラライズドレンジの方が良いでしょう。また、相手があなたのミドルハンドを上回るハンドで多くコールしてくる場合も、リニアレンジは避けるべきです。例えば、コーリングステーションが相手の場合、薄いバリューベットのリニアレンジは、より強いハンドにコールされてしまいます。

リニアレンジの次のアクション

相手があなたのリニアベットにコールした場合、ターンカードとあなたのハンドのエクイティを評価する必要があります。リニアレンジでは、レンジが強くアンキャップドであるため、多くのターンカードでベットを継続できます。ターンでドローを完成させるカードが落ちた場合は、弱いメイドハンドでスローダウンする必要があるかもしれません。相手がレイズしてきた場合は、強いハンドで継続し、弱いハンドをフォールドするかどうかを判断しなければなりません。リニアレンジではブラフキャッチャーが少ないため、レイズに対してはより頻繁にフォールドする必要があるかもしれません。

ショートスタック vs 100bb

ショートスタック(例:30bb)の場合、リニアレンジが有効です。多くのハンドでオールインにコミットし、相手に圧力をかけることができるからです。100bbディープの場合、ブラフで圧力をかけ、強いハンドでバリューを得られるポラライズドレンジの方が良いかもしれません。

この概念でやりがちなミス

  • ポラライズすべき場面でリニアレンジを使う: IPで相手がタイトな場合、リニアレンジでは十分なフォールドを得られません。ポットを取るにはブラフが必要です。
  • リニアにすべき場面でポラライズドレンジを使う: OOPで相手がコールしすぎる場合、ポラライズドレンジはより強いハンドにコールされ、バリューを失います。
  • スタックサイズに応じて調整しない: リニアレンジはショートスタックで有効なことが多いですが、多くのプレイヤーはスタックの深さに関係なく同じレンジを使います。
  • ブロッカーを無視する: リニアレンジを構築する際には、ブロッカーを考慮すべきです。例えば、あなたの手にエースがあれば、相手がAAやAKを持っている可能性は低く、AQoなどのハンドを多く含めることができます。

よくある質問

ポーカーにおけるリニアレンジとは?

リニアレンジとは、すべてのハンドがその下のハンドよりも強く、隙間がないレンジのことです。マージドレンジとも呼ばれます。

リニアレンジとポラライズドレンジの違いは?

リニアレンジは強いハンドから弱いハンドまで隙間なく含むのに対し、ポラライズドレンジは非常に強いハンドと非常に弱いハンドのみを含み、中間の強さのハンドは含みません。

いつリニアレンジを使うべき?

OOPのとき、相手がコールしすぎるとき、またはショートスタックのときにリニアレンジを使いましょう。バリューとプロテクションのためにベットできます。

リニアレンジにブラフは含まれますか?

はい、リニアレンジにはセミブラフが含まれることがあります。ただし、エクイティのあるハンドであり、ピュアブラフではありません。例えば、強いドローはリニアレンジに含めることができます。

リニアレンジはマージドレンジと同じですか?

はい、リニアレンジはマージドレンジとも呼ばれ、同じ概念を指します。

リニアレンジでベットサイズはどうすべき?

リニアレンジでは、バリューとプロテクションのために大きめのベットサイズを使うことが一般的です。ポストフロップでは、ドライボードでポットの1/3から3/4程度の継続ベットが典型的です。

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