ポーカーのリステール(3ベットブラフ)とは?
編集:dezhoupuke.orgリステールとは、主にブラインドからレイトポジションのオープンに対して行う3ベットブラフのこと。相手のスチールを咎め、プリフロップでポットを獲得するのが目的。コールやバリュー3ベットとは異なる。
リステールとは、相手のオープンレイズに対して行う3ベットブラフのことです。特に、ボタンやカットオフなどのレイトポジションからのオープンがスチール(ブラインド獲得目的のレイズ)である可能性が高い場面で、ブラインドから仕掛けるのが定番です。目的は相手をフォールドさせることであり、コールされることを望みません。頻繁にオープンする相手へのカウンターアグレッションであり、ショーダウンなしでデッドマネーを獲得するためのムーブです。
リステールはバリュー3ベットではありません。バリュー3ベットではコールや4ベットを望みますが、リステールでは相手がフォールドしてくれればそれでOKです。また、フラットコールとも異なります。マージナルなハンドでスチールにコールするのは受動的で、相手にポジションでフロップを見せることになります。リステールはレイズであり、通常はプレミアムハンドでない限り、これが最後の攻撃アクションとなります。
このポジションでのプレイの仕方
典型的なリステールの場面は、ビッグブラインドからボタンのオープンに対して行うケースです。ボタンが2.5bbにオープンし、あなたはビッグブラインドでA5sや87sのようなハンドを持っているとします。ここで8bb程度に3ベットします。これは相手のスチールと思われるレイズに対してレイズしているので、リステールです。スモールブラインドはリステールには最悪のポジションです。両プレイヤーに対してアウトオブポジションであり、ビッグブラインドがまだアクションできるからです。ビッグブラインドはアクションを閉じられ、最大のプレッシャーをかけられるため、最適なポジションです。
スモールブラインドからのリステールは、ビッグブラインドが強いハンドを持っている可能性があるため、リスクが高くなります。スモールブラインドからは、よりタイトなレンジとより大きなサイズ(多くの場合9〜10bb)が必要で、ビッグブラインドのコールを躊躇させます。ビッグブラインドからは、すでに1bbを投資しており、プリフロップで最後にアクションできるため、もう少しワイドに、そして7〜8bb程度の小さめのサイズでリステールできます。
リステールのレンジは二極化させるべきです。バリューにはQQ+やAKのような強いハンド、ブラフにはスーテッドエース、スーテッドコネクター、一部のスーテッドキングを含めます。KJoやQToのようなオフスートのブロードウェイでリステールするのは避けましょう。コールされたときに支配されているからです。最適なリステールハンドは、相手の継続レンジをブロックするハンドです。例えば、A5s(AAとAKをブロック)やKQs(KKとQQをブロック)などです。
サイズと頻度
リステールの頻度は、オープナーのレイズ頻度によって変わります。ボタンが40%のハンドでオープンするなら、より頻繁にリステールできます。20%なら、頻度を減らします。目安としては、オープナーがワイドならトップの一定割合のハンドで、タイトならトップの一定割合のハンドでのみリステールします。これらは一般的なガイドラインであり、正確なソルバー数値ではありません。
具体例と失敗例
例:ビッグブラインドからのリステール
ブラインドが500/1000、アンティ1000とします。ボタンが2500にオープン。あなたはビッグブラインドでA5sを持っています。ポットは6500(ブラインド+アンティ+オープン)。あなたは8000に3ベット。ボタンはフォールド。ショーダウンなしで6500獲得。これはブラフでデッドマネーを取れた、成功したリステールです。
失敗例:タイトなオープナーへのリステール
ブラインドが500/1000、アンティ1000とします。カットオフが2500にオープン。あなたはビッグブラインドで87sを持っています。カットオフはこれまで8%のハンドしかオープンしていません。あなたは8000に3ベット。カットオフは30,000に4ベットオールイン。あなたはフォールドせざるを得ず、8000失います。これはタイトなレンジでフォールドしにくい相手を選んでしまった、失敗したリステールです。
使うべきでない場面
オープナーがタイトな場合はリステールしないでください。10%のハンドしかオープンしないプレイヤーはレンジが強く、コールや4ベットされることが多いです。ショートスタックのときもリステールは避けましょう。15bb未満なら、小さめの3ベットではなく、オールインかフォールドを選ぶべきです。小さめのサイズでのリステールはポットにコミットし、相手に良いオッズでコールさせてしまいます。3ベットにほとんどフォールドしないプレイヤーに対してもリステールは避けましょう。そういう相手にはリステールはブラフではなくバリューベットになり、強いハンドが必要です。
リステール後の次の判断
オープナーがフォールドすれば、ポットを獲得して次のハンドへ。コールされた場合は、アウトオブポジションでフロップをプレイします。AハイやKハイなど、自分のレンジにヒットしやすいボードでは継続ベットを打ち、低いコネクトボードなど相手のレンジにヒットしやすいボードではチェックフォールドが基本です。4ベットされた場合は、オールインするかフォールドするかを判断します。AAやKKのようなプレミアムハンドならオールイン。A5sのようなブラフなら、相手が4ベットブラフを多用するという強いリードがない限りフォールドです。ショートスタックなら、リステールレンジ全体で4ベットにオールインせざるを得ないこともあります。
このポジションでのよくあるリーク
- スモールブラインドからリステールしすぎる。スモールブラインドはビッグブラインドがまだアクションできるため最悪のポジション。スモールブラインドからははるかに少なく、強いハンドでのみリステールすべき。
- すべてのリステールで同じサイズを使う。常に8bbに3ベットしていれば、観察力のある相手にレンジを見抜かれます。ポジションやスタックに応じてサイズを変えましょう。
- KJoやQToのような支配されやすいハンドでリステールする。これらのハンドはコールされたときに大きく負けており、ポストフロップのプレイアビリティも低いです。スーテッドエースやコネクターを使いましょう。
- 3ベットにコールしすぎる相手にリステールする。相手がフォールドしないなら、それはブラフではなくバリューベットであり、強いハンドが必要です。
- 4ベットにフォールドできない。リステール後にコミットした気分になって、ブラフで4ベットにコールしてしまうのは大きなリークです。A5sでリステールして4ベットされたら、リードがない限りフォールドすべきです。
よくある質問
リステールとリジャムの違いは?
リステールは3ベットブラフで、通常7〜9bb程度のサイズです。リジャムはオープンレイズに対するオールインで、ショートスタックのときによく使います。リジャムはオールインサイズのリステールと言えます。
リステールするには何bb必要?
20〜40bbあればリステールできます。15bb未満なら、小さめの3ベットではなくリジャム(オールイン)を選ぶべきです。40bb以上でもリステールは可能ですが、リスクするチップが多いので注意が必要です。
リステールに最適なハンドは?
A5sやA2sのようなスーテッドエースは、AAやAKをブロックするので最適です。87sや76sのようなスーテッドコネクターも、コールされたときのエクイティが高いので使えます。KJoやQToのようなオフスートブロードウェイは避けましょう。
スモールブラインドからリステールすべき?
はい、ただしビッグブラインドからよりは頻度を減らします。スモールブラインドは両プレイヤーに対してアウトオブポジションなので、よりタイトなレンジとより大きなサイズが必要です。スモールブラインドからは強いハンドとプレミアムブラフでのみリステールしましょう。