BBのリバーでのレイズ-フォールド(ウェットボード)
BB River Raise-Fold Wet
ビッグブラインドがリバーでウェットボードの状況でレイズし、相手の再レイズやオールインに対してフォールドする戦略。
概念
BBリバー・レイズ・フォールド(ウェットボード)とは、ビッグブラインドのプレイヤーが、マルチドローの可能性があるウェットボード(ストレートやフラッシュドローが完成し得るボード)でリバーにレイズを行ったものの、相手が再レイズやオールインをした場合にフォールドする、という特定のシナリオを指す。
使用シナリオ
この戦略は以下のような状況でよく使われる:
- ビッグブラインドは自身のハンドがバリューレイズやブラフレイズに十分強いと判断したが、再レイズに対応できるほど強くはない場合。
- ウェットボードでは、相手の再レイズは通常、非常に強い完成ハンド(例:ナッツストレートやフラッシュ)を示す一方、ビッグブラインドのレイズは中程度の強さのハンドやブラフである場合が多い。
- ビッグブラインドのレンジにはリバーで改善したもののナッツ強度ではないドローが含まれており、セミブラフとしてレイズするが、さらなるアクションにはフォールドする計画である。
例
ボードが A♠ K♠ 10♠ 8♠ 2♥ だと仮定する。つまりフラッシュドローが完成し、ストレートも可能(例:QJや97など)である。ビッグブラインドは Q♠ J♦(トップペア、良いキッカー)を持ち、リバーでレイズを行い、弱いフラッシュやストレートからバリューを引き出そうとする。しかし相手がオールインした場合、ビッグブラインドは相手がおそらくナッツフラッシュ(例:A♠ X♠)やより大きなストレートを持っていると判断し、フォールドする。
注意点
- この戦略には、ビッグブラインドが優れたレンジ認識とハンドリーディングスキルを持ち、相手がブラフしている場合に誤ってフォールドしないようにすることが必要である。
- この戦略を頻繁に使うと、相手がレンジを広げて再レイズするなど調整する可能性があり、それによってフォールド頻度が低下する。
- 弱いプレイヤーに対してはこの戦略が過剰に使われることがあるため、相手とタイミングを慎重に選ぶ必要がある。