SBからのスティールにフォールド
Fold to Steal from SB
用語:スモールブラインドがスティールレイズに対してフォールドする頻度。ボタンやカットオフからのスティールに対するディフェンス傾向を示す統計指標。
概要
フォールド to スティール from SB(略称:FTS_SB)は、ポーカートラッキングソフトウェアで一般的に使用される高度な統計指標で、スティールレイズに直面した際のスモールブラインドのフォールド傾向を測定します。この指標は通常、ボタン(BTN)またはカットオフ(CO)のスティール試行と併せて分析され、相手のディフェンス範囲を評価するのに役立ちます。
計算方法
FTS_SB = スティールに対してSBがフォールドした回数 / SBがスティールに直面した総回数 × 100%。スティールとは、誰もポットに入っていない状態でボタンまたはカットオフがレイズ(通常2~3BB)することを指します。SBがコールまたは3ベットした場合はフォールドとしてカウントされません。
典型的な値
- タイトなプレイヤー:FTS_SB > 85%
- 適度なディフェンダー:70%~85%
- アグレッシブなディフェンダー:< 70%
- 極端なLAG(ルースアグレッシブ):50%未満の場合もある
注意:値は十分なサンプルサイズで評価する必要があります。一般的に、統計的有意性を得るには少なくとも50回のスティール機会が必要です。
適用シナリオ
- スティール決定:SBのFTS_SBが高い(>85%)場合、ボタンは幅広いレンジで頻繁にスティールでき、どんな2枚のカードでも可能です。
- 3ベット戦略:FTS_SBが低い相手に対しては、スティール頻度を減らすか、3ベットブラフを増やします。
- 調整と対抗策:相手があなたのFTS_SBが高すぎることに気づくと、あなたに対してスティール頻度を増やします。そのため、弱いハンドでも適切にディフェンス(例:コールや4ベットブラフ)すべきです。
影響要因
- スタック深度:ディープスタックではSBはディフェンスしやすく、ショートスタックではフォールド率が上がる可能性があります。
- 相手の傾向:スティール頻度の高い相手に対しては、SBはフォールド範囲を狭めます。
- ブラインド構造:トーナメントでは、ICMプレッシャーのもとでFTS_SBは高くなる傾向があります。
制限
FTS_SBは過去の傾向のみを反映し、相手の現在の調整を予測できません。他の指標(例:スティールに対するSBのコール率、3ベット率)と組み合わせて総合的に評価する必要があります。