MP WTSD
MP WTSD
用語: ミドルポジションがショーダウンに行く頻度(MP WTSD) プレイヤーがミドルポジションにいるときに、プリフロップからリバー後まで最終的にショーダウンに行く頻度を測定します。
概要
MP WTSD はポーカーの統計指標です。MP はミドルポジション(Middle Position)、WTSD はショーダウン到達(Went To Showdown)を意味します。この指標は、プレイヤーがミドルポジションにいるときに、どの程度の頻度でハンドをショーダウンまで持ち込むかを評価します。
計算方法
MP WTSD = (ミドルポジションからショーダウンに至ったハンド数)÷(ミドルポジションでの総ハンド数)× 100%。通常のWTSDはフロップを見たハンドのみを対象とすることが多いですが、MP WTSDはプリフロップから始まるすべてのハンドのうち、ショーダウンに到達した割合として柔軟に定義できます。
解釈
- 高いMP WTSD:ミドルポジションのプレイヤーが広いレンジでコールやレイズを行い、頻繁にハンドをショーダウンまで持ち込むことを示します。これは、受動的なスタイル、または中程度の強さのハンド(例:トップペア、ドロー)を持ちながらフォールドを嫌う傾向を示唆する可能性があります。
- 低いMP WTSD:ミドルポジションで早期にフォールドし、強いハンドでのみショーダウンに至ることを示します。これは、攻撃的またはタイトアグレッシブなスタイルを表し、ポストフロップでのフォールドエクイティを巧みに活用することを意味します。
影響を与える要因
MP WTSDは、ポジション、相手のスタイル、スタック深度、テーブルのダイナミクスに影響を受けます。ミドルポジションでは、後ろにまだ多くの相手がいるため、通常は後ろのポジションよりもWTSDが低くなります。典型的な範囲としては、タイトアグレッシブプレイヤーで約20%~25%、ルースアグレッシブプレイヤーで約25%~35%、受動的なプレイヤーでは35%を超えることもあります。
応用
- 相手の傾向の特定:VPIP(自発的にポットに資金を投入する割合)やPFR(プリフロップレイズ率)と組み合わせてプレイヤータイプを判断できます。例えば、VPIPが高いがMP WTSDが低い場合、プリフロップはルースだがポストフロップはタイトなプレイヤーを示唆します。
- 戦略の調整:MP WTSDが低い相手に対しては、より多くのコンティニュエーションベットを使用します。MP WTSDが高い相手に対しては、バリューベットをより厳密に行い、ブラフを避けます。